国立市主催 映画「みんなの学校」上映会&トークディスカッション

はじめまして。
国立・生活者ネットワーク 政策委員の こはまかおる です。
 
国立市で子育てをしたい!とこのまちを選びました。
 その想いを多くの人と育むために、国立市の子どものこと、女性のこと、食の安全のこと、地域に関わる様々な問題にアンテナをはっていきたい、と活動しています。
 
さて、12月9日にくにたち市民芸術小ホールにて、国立市主催、
 人権週間イベント ドキュメンタリー映画「みんなの学校」上映会&トークディスカッションが開催されました。
 
 この映画は私自身も以前に鑑賞し、ぜひ国立市で上映したいと今年9月30日には有志の仲間とKFまちかどホールにて同映画の上映会とおしゃべり会を開催しました。

9/30 KFまちかどホールにて、有志の仲間と「みんなの学校」を上映し、司会をしました。

 
 映画もさることながら、鑑賞をきっかけに引き出されたおしゃべりから出てくる意見はとても熱く、国立市の教育や地域の場にすべての子どもに居場所があるためにはどうすれば良いのだろう。といくら話しても話足りない!会となりました。
 
 ぜひ、今回もトークディスカッションだけでも覗いてみたい、と会場に出かけて行きました。
 上映会は満席ではいれない人もいたとのことです。
 ディスカッションにも残った方々がおおぜいいて、関心の高さがうかがえました。パネラーは、永見国立市長、是松国立市教育長、国立市民で地域の見守りをしている三好さん、という構成です。
 市長・教育長ともに映画を絶賛し、「フルインクルージョンにすべき」としながらも、市の負担や実現に必要な要素には高いハードルがあることを訴えていました。
 
 しかし、その高いハードルは、大空小学校(映画の舞台となった大阪の小学校)だって同じだったはず。
 
 まずは、全てのおとなが「子どもたちのためにどうしたらいい?」と考えるクセをつけていこうではありませんか。教員、校長、市長、保護者まかせ・・・ではなく皆それぞれの立場でできることを考えていくのはどうでしょう。
 映画のなかで子どもたちに関わっているのは校長先生と教員だけではありませんでした。
保護者はもちろん、学校主事、地域のひと、同級生のおともだちなど、その子はそれぞれの人に少しずつ小分けして気持ちを伝えていました。最後に校長先生は彼にわかる言葉で伝えます。みんな仲間だよ、と。
 私は、国立市の全小学校で「みんなの学校」が当たり前になるよう、できる限りのことを尽くしていきたい、と考えます