やっぱり良かった!低温殺菌びん牛乳 ~ 給食審議会傍聴

国立市の学校給食では東毛酪農さんの「低温殺菌びん牛乳」を採用していますが、機械のトラブルが生じ10月5日より紙パック牛乳が代替で提供されているとセンターから報告がありました。

これを機に瓶の充填システムを刷新したいとのことで、来年の3月頃までは瓶での提供が出来ず、紙パックが続くことになります。

04年に大手業者が200㏄のびん牛乳の生産は採算が合わないと撤退を発表、次年度からは紙パックを導入することを知った当時給食審議委員会委員だった生活者ネットの市議(阿部)が、近隣6市の地域ネット(国分寺・立川・小平・昭島・西東京)と連携し、保護者や市民を巻き込んで「リユースびんネットワーク」を結成、緊急集会を開催しました。

「自分たちで業者を探そう!」
と手を尽くした結果、05年から群馬県の東毛酪農さんが、びん牛乳を提供してくれることとなった経緯があります。
それも低温殺菌牛乳という大きなおまけつきでした!

センターから「改めてびん牛乳の良さを実感した」
保護者委員からも、同社の紙パックと瓶の物を同時に飲み比べた際に、「味も香りも瓶の方が良かった」と感想が述べられました。

当時は様々な反対の声もあったそうですが、今では行政も保護者も安全でおいしく、リユースの観点からも、その選択を理解されていることを嬉しく思います。1日も早く、びん牛乳が子どもたちに届くことを願います。