ゴミをへらす、ゴミをつくらない

ごみ処理をしている多摩川衛生組合の議員として、最終処分場である日の出町に視察。

国立市のごみを処理するために、国立市、府中市、狛江市、稲城市の4市で「多摩川衛生組合」が構成されています。
国立市は、平成11年に加入し、可燃、不燃ごみ、粗大ごみなどを処理しています。

多摩川衛生組合での処理後、最終処分場である日ノ出町に持ち込むのですが、現在はすべて埋め立てることがなく、道路に再利用するエコセメントにしています。

エコセメントで作ったベンチ

全体のごみ処理量は市民の努力で年々減量につながっている一方では、資源物は増加の傾向にあり、リサイクルはされているものの、その費用は税金です。発生部分での抑制であり、事業者もリサイクル費用が削減できるような、容器の開発も求めていきます。

これまで議会の決算特別委員会では、有料ごみ袋へのコマーシャル掲載など提案。また一般質問では、お隣の日野市での取り組み、大学生との提携事業でつくった有料ごみ袋をスーパーやコンビニのレジ袋として販売している例などを紹介しました。

2月の上映会のアフターカフェで司会を担当

2月には、生活クラブ運動グループくにたち地域協議会の主催で、「マイクロプラスチック・ストーリー」の上映会を開催しました。
3月議会の一般質問では、環境教育としての観点から質問。また回収されたプラスチック類のリサイクル状況について、国立市のHPへ追加掲載されました。

これからも、未来を担う子どもたちといっしょに、身近なごみの問題から地球環境について考えるきっかけになる場が必要と、強く感じています。